2018年12月31日

「孤独のグルメ」大晦日スペシャル

人気ドラマ「孤独のグルメ」が、今年も大晦日にスペシャル放送。低予算でも美味しい視聴率を誇るグルメ番組。
   孤独に食を堪能するモノローグのオモチロい井之頭五郎が、年の瀬に生放送で帰ってくる。裏番組は紅白歌合戦(^。^)
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2018年12月30日

星の数ほどある運命の選択

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小石タロットへの道程。
運命と宿命の分かれ道。
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2018年12月29日

タロットと芝居の相関関係

 タロットは人間の発明のうちでも絶妙なものの一つである。この札の活力底力にはどんな論議も及ばない。これは理屈をつけるものではなく、身をまかせるものである。

 とにかく古拙なこの一組の画札の不可思議な力、人間をブリッチからカバラヘ、ポーカーからヘルメスの科学へ、バカラから絶対の無限へと導くこの力は、われわれの真面目な考察と研究の対象に値する。

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 タロットと芝居とにはある種の相関関係がある。芝居は生きた活動的なもう一つのタロットである。
 役者はある原理、ある自然の法、ある性格を体現しつつ、個性を殺してそっと登場する。彼が舞台に姿を見せる都度、人々はこれから笑うのか泣くのかをあらかじめ承知しているほどである。
 それはちょうど占い女の指から喜びのカード、悲しみのカードが湧き出す時のようだ。この類似が人間の思考の二つの表現方法に等しい人気をもたらすゆえんでないとはおそらくいえないだろう。タロットの第一組の22人の人物も、宇宙という舞台において人間の役割のすべてを分け担っている限りで、等しく役者なのである。

グリヨ・ド・ジヴリ 『妖術師・秘術師・錬金術師の博物館』 林瑞枝 訳 法政大学出版局 1986年12月20日 初版より
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2018年12月28日

『深沢七郎傑作小説集』全4巻

第1巻 1970.3.20

楢山節考…………………………… 3

笛吹川…………………………………69

*あとがき………………………… 313

 

第2巻 1970.4.5

甲州子守唄………………………… 5

*あとがき………………………… 295


第3巻 1970.5.10

千秋楽……………………………… 3

東北の神武たち…………………… 249

*あとがき………………………… 325

 

第4巻 1970.6.10

東京のプリンスたち……………… 5

かげろう囃子…………………………81

月のアペニン山…………………… 113

枕経………………………………… 141

白笑………………………………… 177

狂鬼茄子…………………………… 227

朝鮮風小夜楽……………………… 255

ポルカ……………………………… 297

*あとがき………………………… 365


(読売新聞社、1970.3〜1970.6)


深沢七郎(大3―昭62) 山梨県石和町に生まれた。石和の民話や伝説の中で育った。病弱のせいもあって生涯定職につかず、ギターを携えて放浪する。あらゆる既成の文学、あるいは概念から全く切れた場所で、日本の庶民のあり得た一つの原形を描く。どこか吟遊詩人の風貌を持っている。



ツマラナイことを言ったものですねえ、クラーク博士は、ココロザシ大ナレなんて、そんなことを言う人は悪魔のような人じゃないですか。普通の社会人になれというならいいけど、それじゃァ、全世界の青年がみんな偉くなれと押売りみたいじゃァないですか。そんなこたァ出来ゃしませんよ。そんな、ホカの人を押しのけて満員電車に乗り込むようなことを。(『流浪の手記』昭38)


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2018年12月27日

生きているのはひまつぶし

「悩みは人生のアクセサリーみたいなもの」
「金や功名とかで権威のある名をつけるのは、悪魔の仕事」あ

「何も考えず、何もしないで生きることこそ人間の生き方だと思うね。虫や植物が生きていることとおなじようにね。それで自分自身に満足があればいいわけ。生きていることが青春なんだよ」
「オレには生きていることが青春だからね。死ぬまではずーっと青春の暇つぶしだね。」
(深沢七郎『生きているのはひまつぶし』より)

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この辺での感覚を、しばらく忘れていたような気がしてならない。
タロット制作を今後とも活かしていきたいものである。ほんとうに幸福な姿は淋しさに似ているのかもしれない。

深沢七郎

[生]1914.1.29. 山梨 石和

[没]1987.8.18. 埼玉

小説家。中学卒業後,放浪生活を経てギター奏者となり,1954年から日劇ミュージックホールに出演。 56年,姥捨伝説に構想した『楢山節考』が『中央公論』新人賞第1回に当選,異色の新人として迎えられた。以後『笛吹川』 (1958) ,『甲州子守唄』 (64) などで,土俗的世界の表現や,日常生活の戯画化を続けた。ほかに嶋中事件に発展した『風流夢譚  』 (60) があり,以後,一時期の空白をはさんで『庶民列伝』 (62) を書き継いだ。

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2018年12月26日

自然にはゴミがない

「ぼくのような人間までもが、環境問題を考えなければならなくなった」赤瀬川原平。「環境と身体」をゲンペイさんが「哲学」します。

<ゴミの原産地を探る>
 自然にはゴミがない、と言った人がいた。テツガクだなと思う。
 ゴミは必ず人間が生み出すものだ。つまりゴミは人口物品に限られる。
 たしかにそうで、たとえば山の中の枯葉や枯枝の落ちたのがゴミかというと、そうは見えない。そうは感じられない。樹の根元に枯葉が落ちていても、それは自然だと思う。倒木がごろんとあって、その表面がぼろぼろに朽ちて黴が生えたりしていても、それはゴミに見えない。自然だと思う。汚いとは思わない。

 でもそこに、脚の折れた、バネの飛び出した長椅子がどんと転がっていて、ところどころ布が腐って黴が生えていたりしたら、それはゴミだと思う。汚いなあと思ってしまう。
 では自然の中にゴミはないとして、ゴミは人間だけが生み出すものだとして、それじゃあ人間は自然じゃないのかという問題がある。大自然のイトナミの中にあるんだから人間も自然物であって、人間の生み出すゴミも自然物ということになるんじゃないか。

 理屈ではそうなるかもしれないが、それはやはり理屈で、廃棄された人工物はどうしてもゴミに見える。枯葉はゴミに見えず、一方、タバコの箱のひしゃげたのはゴミに見えてしまうんだから、仕方がない。見ているのは人間である。

 これは面白い問題だ。
 ゴミというのは人間の作る人工物から出てくる。それをたとえば動物が見たらゴミでも何でもないのだろうが、それを人間が見るとゴミに見える。

 ゴミはすべて人間にからむ物なのだ。
 廃車だったか何だったか、何か構造物の廃品を海に沈めると、魚たちはそれを魚礁として利用をはじめる。何かそういう画面を雑誌かテレビで見たことがある。
(中略)

 問題は人工物、人工的というところにある。
 最近の研究によると猿もけっこう道具を使うし、使うだけでなく枝を折るくらいの道具作りをすることがわかってきている。そうすると「猿工」「猿工物」「猿工的」となるのだろうが、まあ理屈はいうまい。
『背水の陣』74〜78頁より

「兎工」「鼠工物」「鳥工的」とか、タロット図案の発想にも繋が理屈でもある。

赤瀬川原平『背水の陣』【目次】
中古省とはなんだろう/パリの古物/ゴミの増長/犬のウンとのつきあい/長崎の路面電車/手抜きウイルスを考える/自分と環境はどこが違うのか/Uターンの兆し/ゴミの原産地を探る/家具と削るとよくなる〔ほか〕
日経BP社2003年刊
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2018年12月24日

『クリスマスの思い出』トルーマン・カポーティ/ 村上 春樹 訳

世界中にいる老人と犬を、子供の視点から想い描く雪季節。この世には忘れたほうがいいこともあるが、鮮明に覚えている記憶の尊さを感じることもある。
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『クリスマスの思い出』トルーマン・カポーティ/ 村上 春樹 訳

クリスマス・イブの午後に、僕らはなんとか五セントを工面し、肉屋に言ってクイーニーのための贈り物を買う。毎年同じ、しっかりかじることのできる上等の牛の骨だ。その骨は新聞の漫画ページに包んでツリーのずっと上の方の、銀の星の近くに載せておく。クイーニーは骨がそこにあることを知っている。ツリーの足元にうずくまって、よだれを垂らさんばからいのうっとりした目で上を見ている。寝る時間になってもがんとしてそこから腰を上げようとはしない。僕の興奮ぶりだってクイーニーに負けない。僕は布団を蹴りあげ、枕をひっくりかえす。まるで暑くて寝苦しい夏の夜みたいに。どこかで雄鶏がときの声を挙げる。でもそれは間違いだ。太陽はまだ世界の裏側にあるのだから。

「バディー、起きてるかい?」と僕の親友が壁ごしに声をかける。彼女の部屋は僕の部屋の隣にある。そして次の瞬間には、彼女は蝋燭を手に僕のベッドに腰かけている。

「ああ、私はこれっぽっちも眠れやしないよ」と彼女は宣言する。

「私の心は野ウサギみたいにぴょんぴょん跳ねてる。ねえバディー、どう思う?ローズヴェルト夫人は明日の夕食の席に私たちのケーキを出すだろうかねえ?」僕らはベッドの上で肩をよせあう。彼女は僕の手をとても優しく握りしめる。

「お前の手も以前はもっとずっと小さかったような気がするねえ。お前が大きくなっていくことが、私には悲しい。お前が大きくなっても、私たちはずっと友達でいられるだろうかねえ」。ずっと友達さ、と僕は答える。

「でも私はつらいんだよ、バディー。お前に自転車を買ってやれないことでね。私はパパがくれたカメオを売ろうともしたんだよ」

――彼女は口ごもる。何だか身の置きどころがないみたいに――

「今年もまた凧を作ったんだよ」。それから僕も打ち明ける。僕も彼女のために凧を作ったのだと。そして二人で大笑いする。蝋燭はもう手に持っていられないくらい短くなっている。火が消えると、星の光がそのあとを埋める。星が窓に光の糸を紡いでいる。声なくキャロルを歌っているみたいに。でもそれも、静かに穏やかに訪れる夜明けに消されていく。(p.205,206)


Truman Capoteの短編 "A Christmas Memory"全訳
 
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2018年12月23日

大アルカナ要約する動詞

「愚者」は旅する「奇術師」は選ぶ。

そして「女教皇は」は読む「女帝」は魅惑する「皇帝」は命ずる「教皇」は教える。次に「恋人」は選択する「戦車」は征服する「正義」は均衡をとる「隠者」は照らす。「運命の輪」は受け入れる「力」は支配する「吊られた人」は犠牲として捧げる。「名無し」は排除して「節制」は静める「悪魔」は唆す「神の家」は祝う。「星」は与える「月」は想像する「太陽」は創る「審判」は甦る「世界」は勝利する。次なる旅立ちが待っている。

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 I.魔術師 - II.女教皇 - III.女帝 - IV.皇帝 - V.教皇 - VI.恋人 - VII.戦車 -VIII (XI).力 - IX.隠者 - X.運命の輪 - XI (VIII).正義 - XII.吊された男 - XIII.死神 - XIV.節制 - XV.悪魔 - XVI.塔 - XVII.星 - XVIII.月 - XIX.太陽 - XX.審判 - XXI.世界- 0.愚者

◆大アルカナ22枚組・解説書付 
◇Amazonにて「ペンギンタロット」を限定販売中。
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2018年12月22日

冬至「乃東生(なつかれくさしょうず)」

12月22日(土)からは、二十四節気「冬至」、七十二候「乃東生(なつかれくさしょうず)」。

七十二候の一つ。二十四節気の冬至の初候にあたり、12月22日〜12月26日ごろに相当する。季節は仲冬。乃東生は、それ自体としては「夏枯草が芽を出す」などといった意味。また、冬至の次候は「麋角解」と言い、末候は「雪下出麦」と言う。なお、乃東生は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「蚯蚓結」と呼ばれ、「蚯蚓が地中で塊となる」などといった意味である。

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2018年12月19日

星を願っている女教皇

「女教皇」が手にした本には文字でなく波打つ線で、知性ではなくて感情によるメッセージを示しているかのようだ。それはアルカナ「星」へと向けさせて、大地と水を通じた女性が宇宙的「意識」から受けたものを世界へ伝えている。

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2018年12月18日

『もの食う人』アンソロジー (文春文庫)

食べることは性欲とも好奇心とも無縁ではなく、そもそも猥雑で滑稽なもの。“食”の快楽と恐怖を描いた傑作を厳選、豪華メニューのアンソロジー。食べすぎにご用心。(堀切直人) 


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鷗外、荷風、百閨A夢野久作、岡本かの子に、吉田健一、福田恆存、澁澤龍彦、筒井康隆、水木しげる……食にまつわる不安と喜び、恐怖と快楽を余すところなく描いた傑作の数々を収め、隠れた食のバイブルとして好事家たちの愛蔵書となった伝説のアンソロジーが、新装版で幻の名品を新たに収録。

収録作品: 目録メニュー

【食前酒】
堀口大學「シャンパンの泡」 

大岡昇平「食慾について」 

内田百閨u餓鬼道肴蔬目録」「百鬼園日暦」 

【前菜】

大手拓次「洋装した十六の娘」 

夢野久作「一ぷく三杯」 

永井荷風「妾宅」(抄) 

邱永漢「食在廣州 食は広州に在り」 

澁澤龍彦「グリモの午餐会」 

椎名麟三「松茸めし」 

長谷川伸「鼻くそ」

【主菜】

萩原朔太郎「雲雀料理」 

武田泰淳「もの食う女」 

武田百合子「枇杷」 

色川武大「大喰いでなければ」 

赤瀬川原平「食い地獄」 

吉行淳之介「出口」 

森鷗外「牛鍋」 

岡本かの子「家霊」 

筒井康隆「人喰人種」 

吉田健一「饗宴」   

【サラダ】

山村暮鳥「あさがお」 

永井龍男「黒い御飯」 

小泉八雲「食人鬼」 

古川緑波「悲食記」(抄) 

森田たま「酢のはなし」

【デザート】

 西条八十「お菓子の汽車」 

森茉莉「ビスケット」 

近藤紘一「夫婦そろって動物好き」(抄) 

水木しげる「悪魔くん」(抄) 

向田邦子「お八つの時間」 

直木三十五「果物地獄」

【食後酒】 

吉田一穂「VENDANGE」 

中島敦「幸福」 

福田恆存「ニュー・ヨークの焼豆腐」

(解説 堀切直人) 


文藝春秋社 2015年2月刊行


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少し前に新刊で楽しませて頂きましたが。全頁に渡って「時を経て、ますます旨い、絶品揃い!」でした。
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2018年12月17日

都市観察を楽しむ ── 超芸術トマソン

のぼったものの、入り口がふさがれていて降りてくるだけの「純粋階段」……
地上げされて廃業した銭湯の煙突……
その下にあった窓がなくなってしまって取り残されたひさし……
何かの都合で外階段が取り払われたもののビルの外に向かって残っているビルのドア……
かつてあった隣家が取り壊されたため、壁に残ってしまった隣家の屋根の輪郭……

都市観察を楽しむ ── 超芸術トマソン

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2018年12月16日

杏子を食べる描写

「一番あとにとっておいたあんずを食べるときの気持。たるたるに、とろとろに、ふくらんで小鉢の蜜汁の中にぽっかり浮かんでいるあんずを、先ずしゃぶり、しゃぶったら蜜に浸け、しゃぶったら蜜に浸け、前歯で齧って、歯形のついた少し減ったあんずを蜜に浸け、惜しみ惜しみ一個食べ終る。最後に、甘酸っぱい蜜もすする。小鉢の底には赤い小さな海老が一つ描いてある。」

武田百合子『言葉の食卓』(ちくま文庫)より。

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2018年12月15日

『武田百合子全作品』全7巻(中央公論社)



1 富士日記(上) 1994.10.7

富士日記(上)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9

*「富士日記」によせて(中村真一郎)‥‥ 379


2 富士日記(中) 1994.11.7

富士日記(中)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5

*武田百合子さんの文章(中村稔)‥‥ 396


3 富士日記(下) 1994.12.7

富士日記(下)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7

*アプレ・ガールとしての百合子さん(いいだもも)‥‥ 380

 

4 犬が星見た 1995.1.7

犬が星見た―ロシア旅行‥‥‥‥‥‥‥‥ 1

*宇宙船に乗った百合子さん(岸田今日子)‥‥ 345


5 ことばの食卓 1995.2.7

枇杷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7

牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13

続牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23

キャラメル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33

お弁当‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥45

雛祭りの頃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥55

花の下‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥65

怖いこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥75

誠実亭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85

夏の終り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥97

京都の秋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 109

後楽園元旦‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 121

上野の桜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 133

夢、覚え書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 143

*あとがき(武田百合子)‥‥‥‥‥‥ 152

*武田百合子さんのこと(埴谷雄高)‥ 155


6 遊覧日記 1995.3.7

1 浅草花屋敷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7

2 浅草蚤の市‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥19

3 浅草観音温泉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥31

4 青山‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥41

5 代々木公園‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51

6 隅田川‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63

7 上野東照宮‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥75

8 藪塚ヘビセンター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥87

9 上野不忍池‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥99

10 富士山麓残暑 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 111

11 京都 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 123

12 世田谷忘年会 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 137

13 京都 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 151

14 あの頃 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 161

*あとがき(武田百合子)‥‥‥‥‥‥ 171

*茜雲、富士をめぐる(杉本苑子)‥‥ 175


7 日日雑記 1995.4.7

日日雑記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3

*あとがき(武田百合子)‥‥‥‥‥‥ 221

*ナマコをはじめて食べた人間が書いたような文章(赤瀬川原平)‥‥ 224

*武田百合子略年譜(鈴木修編)‥‥‥ 233


(中央公論社 1994.10〜1995.4)


赤瀬川原平さん「ナマコをはじめて食べた人間が書いたような文章をかく」
  畳の部屋での対談だった。2人の横からカメラが構えられていた。目の前で百合子さんが座布団に座っていて、座り直した。そのときぱらぱらと脚が見えて、座り直してからスカートの裾をちゃんと正して脚を隠すわけだが、そのときぼくは不覚にもその脚に視線をやってしまった。非常に困るのですが、動くものに目がゆくのは自然で、その視線が男の目になっていたのか、自分でも非常に気になる。とくに「路上観察」をやるようになってからはそうだ。
  そうしたら百合子さんもやっぱり、その視線にあれあれ? と思ったのか、対談しながらぼくの顔をじっとみている。顔というより僕の視線の動きをじーっと見ながら、こんどはそれとなく、スカートの裾に手をやってそうっと動かしたりするのだ。僕は蛙みいたな気持ちになった。板の上で皮を剥がれて、筋肉のところをピンセットでそうっとつままれている。それで目玉がどう動くのかじーっとのぞかれている。百合子さんに観察されているのだ。対談しながらそっちのほうが面白くて、口では対談しながらそんなことをしているのだ。百合子さんはそういうワルサが好きなのだ。(赤瀬川原平)
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タロット22人の人物は宇宙舞台において人間の役割である。

 タロットは人間の発明のうちでも絶妙なものの一つである。この札の活力底力にはどんな論議も及ばない。これは理屈をつけるものではなく、身をまかせるものである。
 とにかく古拙なこの一組の画札の不可思議な力、人間をブリッチからカバラヘ、ポーカーからヘルメスの科学へ、バカラから絶対の無限へと導くこの力は、われわれの真面目な考察と研究の対象に値する。
 タロットと芝居とにはある種の相関関係がある。芝居は生きた活動的なもう一つのタロットである。
 役者はある原理、ある自然の法、ある性格を体現しつつ、個性を殺してそっと登場する。彼が舞台に姿を見せる都度、人々はこれから笑うのか泣くのかをあらかじめ承知しているほどである。
 それはちょうど占い女の指から喜びのカード、悲しみのカードが湧き出す時のようだ。この類似が人間の思考の二つの表現方法に等しい人気をもたらすゆえんでないとはおそらくいえないだろう。タロットの第一組の22人の人物も、宇宙という舞台において人間の役割のすべてを分け担っている限りで、等しく役者なのである。

グリヨ・ド・ジヴリ 『妖術師・秘術師・錬金術師の博物館』 林瑞枝 訳 法政大学出版局 1986年12月20日 初版より

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2018年12月13日

ガーネッシュ効果

記憶力アップ
心を落ち着かせる
集中力を高める
印象を残す
脳の働きを活性化させる

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2018年12月12日

マコモ(真菰)の効果

マコモの茎の部分に黒穂菌が寄生して、茎の根元を肥大させる。
このマコモダケは優れた体内浄化作用もあり、アトピーや切り傷などに最適。
中国の古書「本草綱目」にマコモ(真菰)が肺・心臓・肝臓・脾臓・腎臓の五臓を利し、毒を消すとあり、日本の有名な薬学書「和漢薬」には婦人病に効くと記される。


【マコモの効果】
・高血圧の抑制
・ホルモンの分泌促進
・免疫力の向上
・デトックス効果
・大腸の大腸菌を減らす
・糖代謝を促進して血糖値を下げる


東海大学農学部ではマコモのの《煮出し液》に、すぐれた抗酸化作用がを確認した。
マコモの薬効根本は、大腸で発生した腐敗毒を、マコモ菌が分解して無毒化する。

古来からマコモタケに生殖する微生物は、高熱にも耐えられる生命力を持っている。
「マコモの研究は地球上に初めて生命が誕生した時の神秘を解明できるのではないか」
「地球上に初めて誕生した植物はイネ科の植物だったのではないか」と研究されている。
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2018年12月11日

妖精が現れて


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2018年12月10日

銀杏の葉っぱ絨毯


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葉っぱの色と並びから、
現在、過去、未来を詠む。



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2018年12月09日

紅葉の散歩コース

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