2019年07月31日

「黄金の驢馬」 呉茂一・國原吉之助 訳注 (岩波文庫)

唯一完全な形で伝わるローマ時代のラテン語小説。梟に化けるつもりが驢馬になってしまい、おかげで浮世の辛酸をしこたま嘗める主人公。作者の皮肉な視点や批評意識も感じられ、社会の裏面が容赦なく描き出されており、2世紀の作品ながら読んでいて飽きさせない。挿話「クピードーとプシューケーの物語」はとりわけ名高い。【文庫紹介文】
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「さて、これから私があなたに、御存知ミーレートス風の物語へ種々さまざまなお噺を織り合わせ」「御贔屓にして下さる皆さんのお耳をたのしいさざめきでうっとりさせよう」


 作者がモデルとなっている主人公ルキウスが、魔術をやり損なって驢馬になってしまう風刺劇は万人共通の笑いがある。

 猥褻さ、犯罪と暴力、裏切りと復讐などが溢れている。驢馬の主人になる人たちは、盗賊とか嫌な奴らばかりで、善人が当登しても、エゴイズム社会の犠牲となる。


ルキウスが長い耳で聞いた話も、間男したとか、間女してないとか、浮気にまつわる話が多い。悪漢が活躍するだけでなく、悪女も自己利益を求めて、邪魔な亭主や恋敵や子供や愛人でも毒殺してゆく。復讐によって正義が遂げられても、善人が犠牲になった事実は覆らない。ブラックユーモアとアイロニーに満ちた舞台となっている。ある意味ではタロット制作に於ける、構成ヒントが詰まった一大絵巻となっている。


  印象に残る『愛とこころの物語』の挿話は「クピードーとプシューケーの物語」となっている。或る国の王様と王妃には、3人の美しい娘がいた。なかでも末娘のプシュケーは、言葉では表せないほど美しい。その美しさを見ようとする人々たちが、この国にやって来た。そのために美の女神アフロディーテの神殿を訪れる人も少なくなって、プシュケーは女神の嫉妬を浴びてしまう。

これは「恋人たち」から「星」までに描かれている、「美と試練」に対応するタロット推移を連想する成分を感じる。

https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b247121.html

呉茂一、國原吉之助訳『黄金のろば』 岩波文庫(上・下) 1956年初版

2013年の合本改訂版では國原吉之助さんが、全体的にした統一改稿と解説を改めている。

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2019年07月30日

『幻獣辞典』ア・バオ・ア・クゥー(A Bao A Qu)

チトールにある「勝利の塔」に棲むと伝えられる幻獣。
ホルヘ・ルイス・ボルヘスが見聞した伝承をまとめた『幻獣辞典』にて以下のように言及している。


 世界でもっとも美しい風景を眺め渡してみたいなら、チットールガルにある勝利の塔のてっぺんに登ることだ。そこで、円形のテラスに立つと、地平線がすっかりと一目で見られる。螺旋階段がこのテラスに通じているが、伝説を信じない者でなければあえて登っていくことはしない。物語はこうだ。
 勝利の塔の階段には、時の始まり以来、人間の影に敏感なア・バオ・ア・クゥーという生き物が棲む。これはたいてい最初の段で眠っているのだが、人が近づくと、なにか内に秘められた生命がそれに触発され、この生き物の内部ふかくで内なる光が照り輝き始める。同時に、その体と半透明に近い皮膚が動きだす。だがア・バオ・ア・クゥーが目を覚ますのは誰かが螺旋階段を登り始めてからだ。それからそれは訪問者の腫にぴったりとくっついて、螺旋階段の外側を登っていく。外側は幾世代にもわたる巡礼者のためにとくに擦り切れているのだ。一段ごとにこの生き物の色合いが強烈になり、その形が完全なものとなっていき、それが放つ青味を帯びた光が輝きを増す。
しかしそれが究極の姿になるのは最上段においてのみであり、そこへ登りついた者は涅槃に達した人間となり、その行為はいかなる影も投じない。さもなくば、ア・バオ・ア・クゥーは最上段に到達するまえに、あたかも麻揮したかのごとくたじろぎはじめ、体は不完全となり、その青味は薄らぎ、輝きはおとろえる。完全な姿に到達しえないときこの生き物は苦痛にさいなまれるのだが、その呻き声は絹の擦れる音のようにほとんど聞こえない。ア・バオ・ア・クゥーの寿命は短い。なぜなら旅人が降りてくるやいなや、それは最初の段へころがるように倒れ伏し、そこで疲れきってほとんど形のないままに、つぎの訪問者を待つのである。全身でものを見ることができ、触れると桃の皮のようだともいわれている。
 幾世紀にもわたって、ア・バオ・ア・クゥーが塔のテラスに到達したのはただ一度である。

*−勝利の塔 インドのラージャスターン州ウダイプル郡にあるチットールガルは古代ラジュフート族の要塞の地として名高い。この地にあるジャイナ教の寺院や塔のうち、十二世紀に建てられた「名声の塔」、そして十五世紀に建てられた「勝利の塔」がとくに有名。ジャイナ教の語源はサンスクリットで勝利、征服者の意。


ホルヘ・ルイス・ボルヘス『幻獣辞典』(EL LIBRO DE LOS SERES IMAGINARIOS)柳瀬尚紀翻訳より
セイレーン、八岐大蛇、一角獣、古今東西の竜といった想像上の生き物や、カフカ、C・S・ルイス、スウェーデンボリーらの著作に登場する不思議な存在をめぐる博覧強記のエッセイ一二〇篇。
【目次】

足萎えのウーフニック
ア・バオ・ア・クゥー
アブトゥーとアネット
ある雑種
安南の虎
イクテュオケンタウロス
一角獣
ヴァルキューレ
ウロボロス
エルフ
エロイとモーロック
オドラデク
カーバンクル
海馬
怪物アケローン
鏡の動物誌
過去を称える者たち
カトブレパス
カフカの想像した動物

亀たちの母
ガルーダ
キマイラ
球体の動物
鎖を巻きつけた牝豚、その他のアルゼンチン動物誌
クジャタ
クラーケン
グリュプス
クロコッタとリュークロコッタ
クロノスあるいはヘラクレス
形而上学の二生物
ケルベロス
ケンタウロス
ゴーレム
サテュロス
ザラタン
サラマンドラ
三本足の驢馬
C・S・ルイスの想像した獣
C・S・ルイスの想像した動物
死者を食らうもの
地均し厹
シムルグ
釈迦の生誕を予言した象
商羊
シルフ
ジン
スウェーデンボリーの悪魔
スウェーデンボリーの天使
スキュラ
スクォンク(溶ける涙体)
スフィンクス
西洋の竜
セイレーン
一六九四年、ロンドンでジェイン・リード夫人が知り、目撃し、出会ったことの実験的報告
タロス
チェシャ猫とキルケニー猫
中国の一角獣
中国の狐
中国の動物誌
中国のフェニクス
中国の竜
チリの動物誌
月の兎
天鶏
天祿獣
饕餮
東洋の竜
トロール
ナーガ
ニスナス
ニンフ
熱の生き物
ノーム
ノルニル
バジリスク
ハニエル、カフジエル、アズリエル、アニエル
バハモート
バルトアンデルス
ハルピュイア
バロメッツ
パンサー
バンシー
ハンババ
ピグミー
ヒッポグリュプス
ひとつ目の生き物
火の王とその軍馬
百頭
ファスティトカロン
フェアリー
フェニクス
フェルテ=ベルナールの毛むくじゃら獣
ブラウニー
ブラク
分身
米国の動物誌
ベヒーモス
ペリカン
ペリュトン
ポオの想像した動物
墨猴
ホチガン
マルティコラス
マンドレイク
ミノタウロス
ミルメコレオ
八岐大蛇
ユーウォーキー
ユダヤの悪魔たち
雷神、ハオカー
ラミアー
両頭蛇
リリス
ルフ
レヴィアサンの末裔
レムレース
レモラ
レルネーのヒュドラー
六本足の羚羊
解説 ホルヘ・ルイス・ボルヘス、あるいはアダムの肋骨とゴグと主キリストと学識(柳瀬尚紀) 文庫版へのあとがき 索引
著者ホルヘ・ルイス・ボルヘス (ボルヘス,J・L)1899年アルゼンチン生まれ。詩人・小説家。独自の視点で編んだアンソロジー多数。主な著書に『伝記集』『アレフ』『不死の人』『汚辱の世界史』など。ほかに『幻獣辞典』『創造者』『ボルヘス怪奇譚集』など。
柳瀬 尚紀 (ヤナセ ナオキ)1943年根室生まれ。翻訳家・英文学者。著書に『日本語は天才である』『ユリシーズ航海記』など。訳書に、ジョイス『ユリシーズ1-12』『フィネガンズ・ウェイク』、ダール『チョコレート工場の秘密』など。
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ヴォルテールの名言


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人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。しかし一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が一人で決めることだ。
Each player must accept the cards life deals him or her: but once they are in hand, he or she alone must decide how to play the cards in order to win the game.
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独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
Originality is nothing but judicious imitation.

私がいるところ、それが地上の楽園だ。
Paradise on earth is where I am.

人を退屈させる秘訣は、すべてを語ることである。
The secret of being a bore is to tell everything.

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* うまい洒落は、シャレるつもりがない時に生まれる。同様に、我々が心を動かされるのは、その人にこちらの心を動かそうというつもりが、全くない時である。

恋は自然によって与えられ、想像によって刺繍されたカンバスである。

Love is a canvas furnished by nature and embroidered by imagination.


自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。

Nature has always had more force than education.


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ヴォルテール Voltaire

フランスの哲学者、作家、文学者、歴史家。1694年11月21日生まれ〜1778年5月30日(享年83)

啓蒙主義を代表する人物。哲学的には英国のジョン・ロックやニュートンからの影響を受け、フランシス・ベーコンついては、経験哲学の祖として賞賛した。

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2019年07月29日

『モーパッサン怪奇傑作集』電子書籍

文豪ギ・ド モーパッサンの怪奇幻想作品。
外国で殺した男の形見として持ち帰った1本の手に復讐される(「手」)、雪深い山小屋に一冬閉じこめられ、遂に発狂してしまう男(「山の宿」)、眠っている間に無意識のうちにテーブルの上の水を飲んだりする一種の「人格遊離〈ドッペルゲンガー〉」をテーマにした「オルラ」など、11篇の怪奇短篇を厳選新訳。福武文庫と同じ内容がグーデンベルクより電子書籍化となっている。

榊原晃三さんによる編集と翻訳。
【収録作品】

水の上
山の宿
恐怖 その一
恐怖 その二
オルラ
髪の毛
幽霊
だれが知ろう?

痙攣
訳者あとがき

目に見えるものをリアルに描き、その奥にある「目には見えないもの」 を想像させる幻想物語11編。

「山の宿」
冬期は雪が深くなる山小屋。老人と若者ふたりが管理のために、冬の間も小屋に留まる。狩りに出た老人は雪山で遭難して命を落としてしまう。
それから毎夜、老人の霊が自分の名前を呼ぶ声に、若者は次第に精神の均衡を失って行く。雪に囲まれた行き場のない山小屋、春まで閉じ込められた若者の恐怖が寒々しい。

「水の上」
或る夜に、セーヌ河のほとりを下りながらふと、錨を下ろして一服しようとした時のことを漁師が回想する。
カエルも鳴かない静まり返った月もない夜中に、舟に立ち込める霧、何故か川底に固定されて引き上げられない錨。不気味に舟が揺れるのを漁師は感じて、恐怖の一夜を過ごした。
具象絵画のように恐ろしさが描写される。明くる朝に、通りかかった他の漁師の手を借りて、錨を漸く持ち上げると、背筋が寒くなるモノが引っ掛かっていた。

「オルラ」
部屋の中に目に見えない誰かがいる事に気がついた。次第にその存在に追い詰められて、やがてその何者かに心を支配されていると感じる。
ある晩にその者を消そうと屋敷に火を付けたが、知らずに残された召使い達が炎に飲み込まれてしまう。召使い達の悲鳴を聞きながら、庭から屋敷全体が焔に包まれる様子を観ながら、「あいつ」がまだ死んでいないと絶望する。

巻末解説によると逞しい身体であったモーパッサンは売れっ子作家となって、30代後半から神経を病んで不眠に苦しみ、エーテルや阿片モルヒネなど薬物による幻覚に救いを求めていたらしい。放蕩生活から進展させた写実的な視点から狂気の手記形をとって、実際に感じた強迫観念を短編としたようだ。
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2019年07月28日

「ペンギンタロット」の世界へ・・・」

◆タロットカードは不可思議なシンボルが描かれて、これらキーワードを繋ぎ合わせることでタロットは世界の側面を照らし出すとことができる。漠然とした無意識の断片が、元型のイメージとしてのカードによって具現化され、その人固有の無意識の形を喚起させる。
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◆非合理的なシンボルやイメージこそが、無意識の世界を解く鍵。 
◆無意識の領域に存在して無意識に人を動かす全人類に共通する心理パターン。このパターンが自然界にもあったことを符合させた図形こそタロット。 無意識の中にあるものを喚起させ、導き出されたキー  ワードを解釈することでその人だけに当てはまるパターンがある。
◆“シンクロニシティ(共時性)”という無意識の領域にあるものと現実の世界に起こることには一種のアナロジーが存在し、人が偶然として片付ける出来事も、すべては無意識の中にある原因により必然的に起きている。
◆自分の無意識を知ることで、これから自分の身に起こることや、未来に起こる出来事を予測することができる。
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◆タロットは普遍な無意識を発掘する道具であり、その無意識を意識化する手段として、占い師が相談者の未来を予測する際に行うカード解釈は、まさしく医師が患者に質問を出して、その内容から医学的に解釈し、患者の精神状態を推測しながらカウセリングを行う心理学の手法そのものです。
◆大アルカナ22枚組・解説書付 
◇Amazonにて「ペンギンタロット」を限定販売中。シリアルナンバー入り。800部のみ再販予定なし。
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「ペンギンタロット」の世界へ・・・」 http://koinu.cside.com/

「ペンギンタロット」履歴紹介。
眺めているだけで楽しいサイトなので、是非興味のある方は是非。
「カードの履歴」 http://www.phgenki.jp/item/1607/
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アイリアノス『ギリシア奇談集』 (岩波文庫)

原題は「多彩な物語」.古代ローマの著述家アイリアノス(二世紀後半―三世紀)が,百花咲き乱れる牧場のように多彩絢爛な読み物を供せんと,先行群書からこれぞという話題を抜き出して編んだ一書である.古今の名士・名将の逸話をはじめ,大食漢や大酒呑み,愚物,悪人の話に,各地の珍談・奇談など,四六○余話を収めた話の泉.
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松平千秋・中務哲郎 訳 岩波文庫 赤/32-121-1 岩波書店 1989年1 月17日 第1刷発行
「トラシュロスは前代未聞の奇妙な狂気にとりつかれた。町を捨て、ペイライエウスの港に下ってそこに住みついたかと思うと、港に入ってくる船はすべて自分のものだと思いこんで、帳面につけたり、見送ったり、無事に帰港してくる船に大喜びしたりするようになったのである。こんな病気に罹(かか)ったまま永い時が過ぎたが、やがてシケリアから兄弟が帰ってきて医者の治療に委ねたので、彼の病気も癒えた。しかし彼は、狂っていた頃の暮しを思い出しては、「自分のものでもない船の無事を見て喜んだあの時ほどの喜びはいまだかつて味わったことがなかった」とよく語ったものである。」
(アイリアノス 『ギリシア奇談集』 より 「トラシュロスの風変りな狂気」)

「翻訳の分担は、第一―六巻および索引を中務が、第七―一四巻と解説を松平が担当した。」

目次:

はしがき


第一巻

 一 蛸(たこ)

 二 蜘蛛(くも)

 三 エジプトの蛙

 四 エジプトの犬

 五 海の狐

 六 海亀

 七 猪(いのしし)

 八 毒蜘蛛

 九 ライオンの病気

 一〇 クレタ島の山羊(やぎ)

 一一 鼠の予知能力

 一二 蟻(あり)

 一三 ゲロンと犬

 一四 白鳥

 一五 鳩

 一六 毒を仰ぐソクラテス

 一七 ミニアチュア作家

 一八 贅沢(ぜいたく)な女性

 一九 贅沢で滅びた国

 二〇 ディオニュシオスの神殿荒らし

 二一 イスメニアスの機知

 二二 ペルシア大王の贈物

 二三 ゴルギアスとプロタゴラス

 二四 ヘラクレスとレプレウス

 二五 アレクサンドロスとポキオンの雅量

 二六 アグライス

 二七 大食漢

 二八 ロドス人の魚好き

 二九 羊がライオンを生むこと

 三〇 プトレマイオスの美童

 三一 ペルシア大王への贈物

 三二 ペルシア大王に水を献上した男

 三三 同じく、大きな柘榴(ざくろ)を献上した男

 三四 息子の死刑を望んだ父親

第二巻

 一 ソクラテス、アルキビアデスを励ますこと

 二 絵の批評

 三 アレクサンドロス、アペレスの絵を褒めなかったこと

 四 恋する男たちと僭主のこと

 五 時間の節約、スパルタ人の散策禁止令

 六 大衆に喜ばれるようではいけないという例

 七 テーバイ人、捨子をせぬこと

 八 クセノクレスとエウリピデスの競演

 九 離反者に対するアテナイの決議

 一〇 ティモテオス、プラトンの議論に接したのち仕合わせを考え直す

 一一 三〇人政権の犠牲者についてのソクラテスの言葉

 一二 テミストクレス、浪費をやめること

 一三 アリストパネスによって喜劇に作られたソクラテス

 一四 クセルクセスの愛したプラタナス

 一五 監督官(エポロス)の椅子を煤(すす)で汚した男たちの話

 一六 ポキオンのこと

 一七 マゴス僧の知識とオコス

 一八 贅沢な食事

 一九 神と呼ばれたかったアレクサンドロス

 二〇 アンティゴノスの優しさ

 二一 アガトンを愛したパウサニアス

 二二 極めてよく法制の整ったマンティネイア

 二三 拳闘家ニコドロス、立法家となること

 二四 体は強いが心は弱いミロンのこと

 二五 タルゲリオン月の第六日は吉日

 二六 ピュタゴラスにまつわる奇談

 二七 馬術の名人アンニケリスのこと

 二八 闘鶏の起源

 二九 ピッタコスの運の寓意

 三〇 プラトン

 三一 夷狄に無神論者なきこと

 三二 ヘラクレスの改名、アポロンの託宣

 三三 河川の似姿のこと

 三四 老いについて

 三五 死と眠りと兄弟なること、ゴルギアスの死

 三六 老いて病むソクラテス

 三七 病人に飲酒を禁ずる法

 三八 禁酒法あれこれ

 三九 クレタ人の教育法

 四〇 動物と酒

 四一 酒豪列伝

 四二 プラトンと万民平等

 四三 徳と貧乏

 四四 画家テオンの絵の解説

第三巻

 一 テンペ峡谷

 二 アナクサゴラスの毅然たる態度

 三 クセノポンの毅然たる態度

 四 ディオンの不動心

 五 アンティゴノスの不動心

 六 クラテスの太っ腹

 七 大衆の悪口

 八 プリュニコス、詩の力で将軍に選ばれること

 九 愛について

 一〇 スパルタの同性愛

 一一 魂について

 一二 スパルタ人の愛について

 一三 酒びたりのタピュロイ族

 一四 ピュザンティオン市民の飲酒癖

 一五 その他の大酒呑みの人々

 一六 デメトリオスとティモテオスの比較

 一七 哲学と政治

 一八 ミダス王とセイレノスの対話

 一九 アリストテレス、プラトンと袂(たもと)を分かつこと

 二〇 リュサンドロスへの贈物

 二一 テミストクレスの心意気

 二二 アイネイアスの敬虔の念とギリシア人の憐憫の情

 二三 アレクサンドロス大王のこと

 二四 クセノポンの美しいもの好き

 二五 レオニダスと三〇〇人隊

 二六 僭主ピンダロス

 二七 プラトンの貧乏、哲学を志した事情

 二八 ソクラテス、アルキビアデスの慢心を諫(いさ)めること

 二九 ディオゲネスの貧乏と自負

 三〇 謹厳な人々

 三一 画家ニキアス

 三二 アレクサンドロスとヘラクレス、竪琴を学ぶこと

 三三 竪琴奏者サテュロス

 三四 スパルタとローマに共通の法律

 三五 アカデミアでは笑うことが禁じられていたこと

 三六 アリストテレスがアテナイを去った理由

 三七 ケオス島の老人法

 三八 アテナイ起源の事物

 三九 昔の人の食べた物

 四〇 サテュロス、ティテュロス、シレノス

 四一 ディオニュソスの別名

 四二 狂女のこと

 四三 シュバリス人に殺された竪琴弾きのこと

 四四 友を見捨てた男と友を殺(あや)めた男のこと

 四五 ピリッポスに下った神託

 四六 スタゲイラ人の法律

 四七 ティモテオスその他、功績が身を助けなかった人たちのこと

第四巻

 一 国柄あれこれ

 二 ニコストラトスとラオドコスの喧嘩

 三 画家ポリュグノトスとディオニュシオス

 四 芸術に関するテーバイの法

 五 恩義を忘れなかった人々

 六 アテナイを守る神託のこと

 七 悪人はよい死に方ができないこと、パウサニアスの場合

 八 運の転変について

 九 プラトンの謙譲とアリストテレスの忘恩

 一〇 ペリクレスがアテナイの民衆に臨んだ態度

 一一 ソクラテスの装飾好み

 一二 ゼウクシスのヘレネ像

 一三 エピクロスの幸福観

 一四 金の節約と金の見張り

 一五 病中に学問を修めた人、病気して強くなった人

 一六 代表的ギリシア人

 一七 ピュタゴラスの奇蹟とその教説

 一八 ディオニュシオスがプラトンに払った敬意

 一九 ピリッポスの学術尊重のこと

 二〇 デモクリトスのこと

 二一 ソクラテスとプラトンの愛した美少年

 二二 アテナイ人の贅沢

 二三 放蕩者のこと

 二四 友情を保つ秘訣

 二五 トラシュロスの風変りな狂気

 二六 エレクトラ

 二七 パンパエスの贈物、ディオティモスの贈物

 二八 不敬のペレキュデスが虱(しらみ)にたかられて死ぬこと

 二九 笑うべきアレクサンドロス

第五巻

 一 贅沢な生活で死んだタコスのこと

 二 ペレキュデスの死

 三 ヘラクレスの柱

 四 デロス島に生える木

 五 エパメイノンダスの貧乏と度量

 六 カラノスの自殺

 七 アナカルシスのこと

 八 嘲笑の対処法

 九 アリストテレス

 一〇 アテナイ人の失った船と兵の数

 一一 トラキア王が息子たちに加えた残虐行為

 一二 アレクサンドロス神格化の賛成投票をして罰せられたデマデス

 一三 アテナイ人の革新好き

 一四 死体の埋葬と牛の屠殺に関するアッティカの法

 一五 アテナイの殺人法廷

 一六 聖物窃盗の罪で死刑にされた少年のこと

 一七 アテナイ人の迷信

 一八 死刑を宣告された妊婦

 一九 アイスキュロスが不敬罪に問われ辛うじて助かったこと

 二〇 タラス人とレギオン人の断食

 二一 メデイアはわが子を殺さなかったということ

第六巻

 一 勝者の怒り、無慈悲、傲(おご)り、非道、無法

 二 ハルマティデスの息子の勇気

 三 イサダス少年のこと

 四 リュサンドロスの娘の婚約者

 五 アテナイの使節のこと

 六 スパルタの法

 七 スパルタを襲った地震のこと

 八 アルタクセルクセス弑逆のこと

 九 デルポイ人が探し求めた宝庫

 一〇 ペリクレスの定めた市民法

 一一 政権を返そうとしたゲロンのこと

 一二 ディオニュシオスの幸福とその末路

 一三 子孫にまで続いた僭主制の例

 一四 陰謀をしくまれたダレイオスのこと

第七巻

 一 セミラミスがアッシリアの王位を奪った話

 二 ストラトンとニコクレスの贅沢競べ

 三 アリスティッポスが友人の悩みを和らげた話

 四 ピッタコスの挽き臼頌

 五 オデュッセウスやアキレウスが様々な手仕事に練達であったこと

 六 雪の日に裸体の男が寒がらなかった話

 七 デモステネスの徹夜

 八 アレクサンドロスがヘパイスティオンの死を悲しんだ話

 九 婦徳高き女性の話

 一〇 ソクラテスの妻

 一一 ローマの女の履物(はきもの)

 一二 リュサンドロスまたはピリッポスの「人を騙す法」

 一三 アゲシラオスの忍耐心

 一四 軍事や政治においても有能であった哲学者たち

 一五 ミテュレネが離反した同盟国に課した罰

 一六 ローマの建国

 一七 エウドクソス、シケリアを訪問すること

 一八 エジプト人の我慢強さと、インド人の妻の殉死

 一九 対メガラ戦におけるソロンの戦略

 二〇 髪を染めたキオスの老人の話

 二一 カエサルとポンペイユス、善政を志して賢人の示教を乞うたこと

第八巻

 一 ソクラテスの「神霊の声(ダイモニオン)」について

 二 ヒッパルコスの文化政策について

 三 「牛殺し祭(ブーポニア)」のこと

 四 ポリアルコスの贅沢について

 五 ネレウスによるミレトス市創建のこと

 六 トラキア人の無学文盲について

 七 アレクサンドロスの結婚式

 八 画家キモンのこと

 九 僭主アルケラオス、寵愛の美少年に弑(しい)されること

 一〇 ソロンの立法について

 一一 万物衰滅の理(ことわり)について

 一二 デモステネス、アイスキネス、テオプラストスらのこと

 一三 笑わなかった人たち

 一四 ディオゲネスの死について

 一五 ピリッポス、勝利に驕(おご)らぬこと

 一六 ソロンとペイシストラトス

 一七 ザンクレの独裁者スキュテスのこと

 一八 剛力エウテュモスのこと

 一九 アナクサゴラスの墓碑銘

第九巻

 一 ヒエロンの向学心、雅量、兄弟愛について

 二 タウロステネス、オリュンピアにおいて優勝し、その勝利が国許へ速報されたこと

 三 アレクサンドロスとその配下の奢侈について

 四 ポリュクラテス、アナクレオンを寵愛すること

 五 ヒエロンとテミストクレス

 六 疫病蔓延の折のペリクレス

 七 ソクラテスの沈着ぶりについて

 八 小ディオニュシオスの淫乱ぶりについて

 九 デメトリオスの放埓ぶりについて

 一〇 プラトン、アカデミアから移転するのを肯(がえ)んじなかったこと

 一一 画家パラシオスのこと

 一二 ローマ人、エピクロス派の学者を追放のこと

 一三 ヘラクレイアの僭主ディオニュシオスの暴食と肥満について

 一四 ピリタスの痩身について

 一五 ホメロスのこと

 一六 イタリア最古の住民マレスについて

 一七 デモステネスの虚栄心について

 一八 テミストクレスのこと

 一九 デモステネスとディオゲネス

 二〇 アリスティッポス、嵐に遭って動揺すること

 二一 テラメネスの運命について

 二二 医学の研究に熱心であった人々

 二三 アリストテレスが病(やまい)に罹(かか)った時のこと

 二四 スミンデュリデスの遊惰

 二五 ペイシストラトスの遊民対策

 二六 ゼノンとアンティゴノス

 二七 天真爛漫について

 二八 ディオゲネスのこと

 二九 ソクラテスの豪胆と無欲

 三〇 アナクサルコスの先見の明

 三一 勝利の栄冠を受ける前に死んだ選手の話

 三二 遊女プリュネの黄金像と、キモンの持ち馬の銅像

 三三 ゼノンに学んだエレトリアの少年の話

 三三b 同じく

 三四 ディオゲネスの服装観

 三五 アンティステネス、衣服の破れを見せびらかすこと

 三六 アンティゴノスと竪琴弾き

 三七 アナクサルコス、自己の神格化を望むアレクサンドロスを笑うこと

 三八 アレクサンドロスとパリスの竪琴

 三九 笑うべき、かつ異常な恋について

 四〇 カルタゴ人が舵手を二人にした話

 四一 パウサニアスとシモニデス

 四二 アルタクセルクセスとダレイオス

第一〇巻

 一 ペレニケがオリュンピア競技を観覧したこと

 二 エウバタスの自制心について

 三 若干の動物の特性について

 四 アレクサンドロスの行動の迅速であったこと

 五 イソップ寓話の野豚と僭主

 六 痩人伝

 七 二人の天文学者と「大年」のこと

 八 恩恵について

 九 大食漢ピロクセノスのこと

 一〇 揺籃期の絵画

 一一 ディオゲネス、肩を病むこと

 一二 アルキュタスの警句

 一三 クリティアスのアルキロコス評

 一四 自由と怠惰

 一五 アリステイデスの娘の縁談

 一六 アンティステネスとディオゲネス

 一七 政界に入って金儲けをした男たち

 一八 シュラクサイの牛飼いダプニスと牧歌の起源について

 一九 自分の歯を呑みこんだ男の話

 二〇 アゲシラオスとペルシア王

 二一 幼いプラトンと蜜蜂

 二二 ディオクシッポスのこと

第一一巻

 一 オリカドモスと相撲道

 二 ホメロス以前の叙事詩作家

 三 レスリング力士イッコスのこと

 四 アガトクレスの禿頭について

 五 デルポイで参詣人が無実の罪で殺された話

 六 ある姦夫の話

 七 リュサンドロスとアルキビアデス

 八 ヒッパルコスの暗殺

 九 終生貧困であった名士たち

 一〇 ゾイロスのこと

 一一 シケリアの僭主ディオニュシオスのこと

 一二 アルキビアデス、ソクラテスに菓子を贈ること

 一三 遠目の利くシケリア人の話

第一二巻

 一 アスパシアのこと

 二 ムーサイ〔ミューズ〕について

 三 エパメイノンダスの死

 四 セソストリスのこと

 五 ライスの異名

 六 マリウスとカトーの父

 七 アレクサンドロスとヘパイスティオン

 八 クレオメネスとアルコニデス

 九 ティメシアスが自発的に亡命したこと

 一〇 アイギナの国勢が盛んであったこと

 一一 ローマに「熱」の神殿があったこと

 一二 クレタ島の姦夫の話

 一三 遊女グナタイナ、饒舌の客をたしなめること

 一四 美男の誉れの高かった英雄たち

 一五 子供好きの有名人

 一六 アレクサンドロスが戦友を嫌った理由について

 一七 デメトリオスと遊女ラミア

 一八 美男子パオンのこと

 一九 サッポーのこと

 二〇 鶯と燕

 二一 スパルタの母

 二二 ティトルモスの剛力にミロンが辟易した話

 二三 ケルト人が危険を冒すことを好むこと

 二四 スミンデュリデスの贅沢ぶりについて

 二五 名士たちが恩恵をこうむった人々

 二六 酒豪の話

 二七 ヘラクレスが敵に温情を示したこと

 二八 アテナイの聖地レオコレイオンについて

 二九 プラトンがアクラガス人の贅沢な暮しぶりを笑った話

 三〇 タラス人の飲酒癖とキュレネ人の遊惰について

 三一 ギリシアの葡萄酒さまざま

 三二 ピュタゴラスやその他の哲人の衣裳と履物について

 三三 ローマ人がピュロスの侍医の奸策を用いなかった話

 三四 二つの恋の物語

 三五 二人のペリアンドロス、三人のミルティアデス、その他

 三六 ニオベの子の数について

 三七 アレクサンドロスが糧食の窮乏に苦しんだ時のことなど

 三八 サカイ族の馬とその他の習俗について

 三九 ペルディッカスの豪胆と牝ライオン

 四〇 クセルクセスの旅支度

 四一 画家プロトゲネスのこと

 四二 動物に育てられた人たちの話

 四三 卑賤から身を立てた名士たち

 四四 シケリアの石切場

 四五 ミダス、プラトン、ピンダロスの幼時の出来事

 四六 ディオニュシオスが独裁者となることを示した予兆

 四七 アリストマケとディオンの妻

 四八 東方諸国でホメロスの詩がうたわれたこと

 四九 ポキオンが死に臨んで言った言葉

 五〇 スパルタ人が詩歌や学芸に疎(うと)かったこと

 五一 医師メネクラテスとピリッポス

 五二 イソクラテスのアテナイ評

 五三 大戦争の発端について

 五四 アリストテレスがアレクサンドロスの短気を諫めたこと

 五五 象に殺された者を厚く弔う話

 五六 ディオゲネスのメガラ人評

 五七 アレクサンドロス侵攻の折、テーバイに生じた異象

 五八 闘技士ディオクシッポスの恋

 五九 ピュタゴラスの言葉

 六〇 ディオニュシオスとピリッポス

 六一 北風(ボラース)を表彰した話

 六二 ペルシア王に建言する時の慣習

 六三 遊女アルケディケのこと

 六四 アレクサンドロスの遺体をめぐる抗争

第一三巻

 一 アタランテの伝説

 二 マカレウス、非道の行為により神罰をこうむること

 三 クセルクセス、バビロンのベロスの墓を暴(あば)き、来るべき非運を予告されたこと

 四 エウリピデスが酩酊した話

 五 美少年を愛した最初の人

 六 アルカディア、タソス、アカイアに産する酒の特質について

 七 アレクサンドロスがテーバイを攻略した折のこと

 八・九 リュサンドロスのこと

 一〇 ディオニュシオス、同じ日に二人の妻を娶(めと)ったこと

 一一 マケドニアのペルシア征服とイソクラテス

 一二 メトン、狂気をよそおって兵役を免れること

 一三 プトレマイオスの無欲

 一四 古人はホメロスの詩を分割して詠唱したこと

 一五 愚人伝

 一六 アポロニア付近でアスファルトやピッチを産すること、その他

 一七 プリュニコスと諺

 一八 ディオニュシオスの悲劇趣味

 一九 クレオメネスのホメロス観、ヘシオドス観

 二〇 死を喜んだ人の話

 二一 マルシュアスの生皮とプリュギアの旋律

 二二 ホメロスの聖堂と像

 二三 スパルタ人リュクルゴスのこと

 二四 自分が作った法律で災難に遭った人々

 二五 ピンダロスがコリンナに敗れた話

 二六 ディオゲネスが貧窮の中で元気を取り戻した話

 二七 ソクラテスの強健な肉体について

 二八 ディオゲネスの下僕が犬に咬み殺されたこと

 二九 希望(エルピス)について

 三〇 オリュンピアスの嘆き

 三一 クセノクラテスの慈悲心

 三二 ソクラテスと遊女

 三三 遊女ロドピスの幸運

 三四 ディオニュシオスとレオン

 三五 鹿の食事療法

 三六 ピリッポスの娘エウリュディケの死

 三七 ゲロンと叛逆者について

 三八 アルキビアデスのこと

 三九 エピアルテスの言葉

 四〇 テミストクレスのこと

 四一 ポキオンのこと

 四二 エパメイノンダスのこと

 四三 ティモテオスとテミストクレスのこと

 四四 テミストクレスとアリステイデス

 四五 ディオニュシオスの残忍性について

 四六 大蛇が恩を返した話

第一四巻

 一 アリストテレスの栄誉観

 二 アゲシラオス、ペルシア方の誓約破棄を喜ぶこと

 三 ティモテオス、濫費家を叱責すること

 四 鼬(いたち)に咬まれた男の話

 五 アテナイでは内政軍事に他国人も登用したこと

 六 アリスティッポスの言葉

 七 肌色、肉付きなどに関するスパルタの法律

 八 ポリュクレイトスおよびヒッポマコスが、俗衆の無知を嗤(わら)った話

 九 クセノクラテスの忍耐心について

 一〇 ポキオンがデマデスにしっぺ返しをした話

 一一 ピリスコス、アレクサンドロスに王道を説く

 一二 ペルシア王の旅行

 一三 アガトンの悲劇作品

 一四 竪琴弾きのストラトニコスのこと

 一五 ソクラテスの対話について

 一六 ヒッポニコスの名誉欲

 一七 アルケラオス、豪邸を構え、ゼウクシスの絵画で飾ること

 一八 立腹した主人が召使に加えようとした罰

 一九 アルキュタスが言葉を慎んだ話

 二〇 ある滑稽な話

 二一 詩人オイアグロスのこと

 二二 領民に会話を禁じた僭主の話

 二三 クレイニアスとアキレウスが音楽によって怒りを鎮めた話

 二四 金銭を顧みず、貧者を憐れんだ人のこと

 二五 国民の協調を説いた政治家の話

 二六 アルケシラオスと誹謗者

 二七 アゲシラオスのこと

 二八 弁論家ピュテアスのこと

 二九 リュサンドロス、金銀の貨幣をスパルタに導入せしこと

 三〇 カルタゴ人アンノンが、自分は神であると宣伝しようとした話

 三一 伊達者(トリュポーン)と綽名されたプトレマイオス

 三二 留守中に財産を太らせた息子を叱った男の話

 三三 プラトンとディオゲネス

 三四 エジプトの裁判と裁判官

 三五 遊女ライスのこと

 三六 父祖の名を鼻にかけていばる愚かさについて

 三七 彫像や画像について

 三八 エパメイノンダスとペロピダス

 三九 ペルシア王から花輪を贈られたアンタルキダス

 四〇 ペライの僭主アレクサンドロスの残虐性について

 四一 アポロドロスの酒乱

 四二 クセノクラテス言葉

 四三 プトレマイオス王と王妃ベレニケ

 四四 貪欲を禁ずるスパルタの法律

 四五 感嘆すべき女性たち

 四六 マグネシア人の戦術

 四六a クレタ島の姦夫の話

 四六b 遊女グナタイナ、饒舌の客をたしなめること

 四六c 美男の誉れの高かった英雄たち

 四六d 子供好きの有名人

 四七 ゼウクシスの描いたヘレネ像と画家ニコマコス

 四七a アレクサンドロスの嫉妬心

 四七b ティトルモスの剛力について

 四八 ピリッポス、マケドニアの名門の子弟を近習として勤務させたこと

 四八a プラトンがアクラガス人の贅沢な暮しぶりを笑った話


解説

邦訳案内

地図

索引



◆本書より◆


「ミニアチュア作家」より:

「ミレトスの人ミュルメキデスやスパルタ人カリクラテスの驚くべき細密工芸とは次のようなものだ。彼らは蠅の下に隠れるほどの四頭立て馬車を作り、胡麻(ごま)粒に金文字で二行詩を彫りつけた。」


「クセルクセスの愛したプラタナス」より:

「言い伝えによると、彼はリュディアの地でプラタナスの大樹を見て、何の用もないのに終日その場を去らず、この木のほとりの無人の荒野で宿営した。さらに、高価な飾りを木に懸け、首飾りや腕輪で枝々を荘厳(しょうごん)などして、世話係まで残していったのは、寵姫に見張りや警護をつけるのと変りがなかった。」


「放蕩者のこと」:

「ペリクレス、ヒッポニコスの子カリアス、ペルガセ区のニキアス、彼らは放蕩と快楽に溺れる生活のため極貧に陥った。この三人は財産が尽きてしまうと、最後の乾杯がわりに毒人参(どくにんじん)の盃を飲み交わし、まるで宴会から出て行くように人生から去っていった。」



「トラシュロスの風変りな狂気」:

「アイクソネ区のトラシュロスは前代未聞の奇妙な狂気にとりつかれた。町〔アテナイ〕を捨て、ペイライエウスの港に下ってそこに住みついたかと思うと、港に入ってくる船はすべて自分のものだと思いこんで、帳面につけたり、見送ったり、無事に帰港してくる船に大喜びしたりするようになったのである。こんな病気に罹(かか)ったまま永い時が過ぎたが、やがてシケリアから兄弟が帰ってきて医者の治療に委ねたので、彼の病気も癒えた。しかし彼は、狂っていた頃の暮しを思い出しては、「自分のものでもない船の無事を見て喜んだあの時ほどの喜びはいまだかつて味わったことがなかった」とよく語ったものである。」



「小ディオニュシオスの淫乱ぶりについて」:

「小ディオニュシオスはロクリスの町へ行くと――彼の母ドリスがロクリスの出身であった――町の有力者たちの屋敷を占拠して、床には薔薇(ばら)や逼麝香草(はいじゃこうそう)、その他の花を撒き、ロクリス人たちの娘を呼び寄せ、娘たちを相手に淫乱の限りを尽くした。

 しかし彼はやがてその報いを受けた。すなわち、ディオンによって彼の独裁制が倒されると、ロクリス人たちは、ディオニュシオスの妻と娘たちを売女として扱い、全市民――中でもディオニュシオスに犯された娘たちの近親の者たちが彼女らを容赦なく辱しめた。そして存分に陵辱した後、女たちの手の爪の下に針を刺して殺害した。骨は臼に入れて搗(つ)き潰し、肉は骨から剥がして、それを食わぬ者に呪いをかけた。それから遺体の残った部分は、海中に投じたのである。

 ディオニュシオスはコリントスの町で、極度の貧窮に陥ったため、日々の暮しは目まぐるしく変転したが、その果てはキュベレ教の乞食僧となり、小太鼓を叩き、笛に合わせて歌をうたいながらその生涯を閉じた。」



「スミンデュリデスの遊惰」より:

「シュバリスの住人スミンデュリデスの放蕩ぶりがはなはだしかったことは次に述べるとおりである。もともとシュバリスの住民たちはみな遊惰をこととし、放埓な生活を送っていたが、スミンデュリデスの場合はその度がさらにはなはだしかったのである。薔薇の花びらを敷いて寝床にし、その上で眠っていたが、起き上がる時の言いぐさが何と、寝床が硬くてたこができた、というものであった。」



「笑うべく、かつ異常な恋について」より:

「先ず、プラタナスに恋をしたというクセルクセスの例があるが、またアテナイでも、良家の生まれのさる若者が、市会堂(プリュタネイオン)の傍らに立っている「幸運の女神(アガテー・テュケー)」の像に熱烈な恋をしてしまった。初めは像に抱きついて接吻をしていたが、ついには思慕の情がつのって狂乱に陥り、評議会(ブーレー)へ駆けこんで請願し、自分は大金を積んでも像を買い受ける用意がある、と言った。請願が通らぬと見ると、神像に幾本ものリボンをかけて花輪で飾り、生贄を捧げ高価な装飾品を像にまとわせてから、さめざめと泣いた末自決してしまった。」



「自由と怠惰」:

「怠惰は自由のきょうだいであると、ソクラテスはいつも言っていた。その証拠には、インド人やペルシア人は非常に勇気もあり、自由を求める気持も強いが、どちらも仕事をすることにはすこぶる怠惰である。プリュギア人とリュディア人とは実に勤勉であるが、他人に隷従して召し使われるタイプである、と。」



「遊女ロドピスの幸運」:

「エジプトの伝承によれば、ロドピスという女は稀に見る美貌の遊女であったという。ある日彼女が入浴している時、珍奇なことや意外なことを起こすのが好きな「運(テュケー)」が彼女に、その心がけではなくその美貌にふさわしい賜物を与えて下さった。ロドピスが入浴し、召使いの小女(こおんな)たちがその衣裳の番をしていると、一羽の鷲が降りてきて彼女の靴の片方をつかんで飛び去った。鷲はそれをメンピスまで運んでゆき、裁きを下していたプサンメティコス王の懐にその靴を落とした。プサンメティコスは靴の形のよさや優美な仕上げを見て感心し、また鷲のしわざも異様なことに思って、靴の持主である女を求めてエジプト全土をくまなく捜索せよという命令を出した。そして見つけ出すと自分の妻にした。」



「大蛇が恩を返した話」:

「アカイア地方にパトライという町がある。この町のある少年が小蛇を買い、丹精こめて育てた。蛇は成長するにつれて、まるで言葉が通ずるかのように少年に向かって何か話しかけるふうをし、一緒に遊び一緒に寝たりもした。やがて巨大な大蛇(おろち)に成長したので、町の人々がそれを荒野に放してやった。

 それから後の話であるが、その子供も青年になり、何かの見物に行った帰りみちに、同じ年頃の友人たちと連れだっているところを山賊に襲われた。大声を上げて助けを呼ぶと、そこに例の大蛇が現われ、山賊たちを逐い散らし、そのいく人かは殺して青年を救った。」


アイリアノス(松平千秋・ 中務哲郎訳)『ギリシア奇談集』岩波文庫 1989年 。

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「黄金」に変えることに成功

「弟子よ! ワシの小便が燃えておるぞ!!」

昔々あるところに、ヘニッヒ・ブラントという、自分のおしっこを黄金に変えようとしていた錬金術師がいました。

彼はその他大勢の錬金術師と同じように「賢者の石」を追い求め、来る日も来る日も金属ではない無価値の物質を混ぜ合わせては、黄金のように価値のある物質を生み出そうと研究に励んでいたのです。

https://www.gizmodo.jp/2018/02/pee-into-gold.html

プレスリリース配信社「PR Newswire」などによると、ロシアの科学者Vladislav Karabanov氏、Tamara Sahno氏、Victor Kurashov氏らが、2016年6月21日スイス・ジェノヴァで大々的なプレスリリースを行い、これまでオカルトとされてきた錬金術、すなわち「元素変換」が可能であると発表した。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/03/post_12691.html


現代の錬金術なのか 銅を「黄金」に変えることに成功(中研究)

posted by pengiin at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

金板が赤々と化学反応!

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錬金術でいうところの化学反応がおこっている。
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錬金術 alchemy

卑金属を人工的手段により貴金属に転換する術のこと。発祥地はエジプトとされ,アレクサンドリアを中心とするアラビアの秘教化学において発展し,ジャービル・イブン・ハイヤーン,ラージーらによって 10世紀頃確立された。ヨーロッパへは修道士ゲルベルトらによって導入され,14〜15世紀には全盛をきわめた。実験的,科学的側面と神秘的,魔術的側面とをあわせもち,前者の場合は化学の先行形態とみなされ,後者の場合は魔術,呪術と結びつき,そのため社会的影響も考慮された。錬金術師たちの間では「哲学者 (賢者) の石」と称せられる,卑金属を貴金属に転換する媒材の獲得に努力が傾けられ,それを求めて旅に出たり,工房や実験室で発明が試みられたりした。ダンテやペトラルカらは錬金術の非科学的側面に注目して錬金術を非難したが,アルベルツス・マグヌス,パラケルスス,R.ベーコンらはいわゆる自然魔法の長所に注目した。ことにパラケルススは水銀,亜鉛など鉱物性物質による医薬化学を創始し,科学としての化学の道を開いた。 17世紀,近代科学の成立とともに,錬金術は急速に衰えた。中国には金丹の製法としての錬丹術がある。

posted by pengiin at 17:00| 東京 ☀| Comment(0) | 叡知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Eテレ「おしりたんてい」

「フーム、においますね」なんじけんをププッとかいけつ!NHK Eテレにて放送。
‎「おしりたんてい」毎週土曜 午前9時00分放送! [再] 毎週木曜 午後6時55分

原作 - トロル
企画 - 鷲尾天、長谷川均、押田敦
プロデューサー - 柳川あかり、安川めぐみ、坂田淳
シリーズ構成 - 高橋ナツコ
音楽 - 高木洋  美術デザイン - 増田竜太郎
色彩設計 - 森綾
キャラクターデザイン・総作画監督 - 真庭秀明
シリーズディレクター - 芝田浩樹
特殊効果 - 勝岡稔夫  撮影監督 - 五十嵐慎一
編集 - 吉田公紀  録音 - 阿部智佳子
音響効果 - 中原隆太、茅原万起子
記録 - 梶本みのり   制作デスク - 太田有紀
キャスティング - 松山守美
協力プロデューサー - 吉田稔、犬塚舞、高林淳一
アニメーション制作 - 東映アニメーション
http://www.oshiri-tantei.com/
posted by pengiin at 08:47| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月26日

Smith-Waite Tarot 復刻盤

パメラ・コールマン・スミスが描いたライダー ウェイト誕生100周年を記念2009年セット。
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1909年頃の風合いを忠実に再現した、全体的にアンティークな印象に仕上げられてライダー・ウェイト版のオリジナル復刻カード。2013年にカード単体品「SMITH-WAITE CENTENNIAL TAROT」、2015年版は缶入りのポケットサイズとなった。

スタンダー版に4枚、缶入りに2枚、パメラ・コールマン・スミスが描いたオリジナルカードが計6種類入っているので、解釈をすればオリジナルデッキとなる。ライダーウェイト復刻盤はシックな色調の初期モードで、持ち運びにも便利な缶入りのポケットサイズです。
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『ウェイト=スミス・タロット物語 』には印刷に詳しい絵本作家でもあるパメラが、安い原稿料で80枚も描いたこととカード出版について期待は持てない趣旨を知人に宛てている。
posted by pengiin at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スズメバチ、30日前に嗅いだにおいを記憶 中国の研究

【Xinhua News】スズメバチは非常に長い嗅覚の記憶を持ち、30日前に嗅いだにおいの刺激を記憶できることがわかった。中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園の研究者らが解明した成果がこのほど、学術誌「Journal of Experimental Biology」に掲載された。

 論文の責任著者である同植物園化学生態研究グループ長の譚墾(Tan Ken)研究員は、筆頭著者である同植物園の龔志文(Gong Zhiwen)博士らとともに、スズメバチの女王バチ、働きバチ、雄バチそれぞれに対して嗅覚の学習記憶能力の測定と比較を実施。その結果、女王バチの学習記憶能力がコロニー内の働きバチや雄バチよりも明らかに優れていることを解明した。

https://www.afpbb.com/articles/-/3236350

posted by pengiin at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月25日

雲がシンボリズムを描く時

タロットの世界が開いてくる。
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posted by pengiin at 17:10| 東京 ☀| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『夜のガスパール』アロイジウス・ベルトラン

『夜のガスパール 抄』 アロイジウス・ベルトラン Aloysius Bertrand
オンディーヌ

私を眠りへと誘なう美しい調べを聞いた
それは誰かのささやきのようでもあった
しかし、その歌はやさしく悲しい声に乱された
シャルル・ブルニュ「ふたつの聖霊」より
聞いて、聞いて
私よ、オンディーヌよ
やさしい月の光がさす窓を
月光に輝く飾り硝子を
夜露のようにそっとたたくのは私
私こそは
白絹のようなしぶきに身をつつみ
美しい星空を映した静かな湖を統べる
水の乙女
たち騒ぐ波は水の精
すべての流れは私の王宮への径みち
私の王宮は
火と土と風のはざま
湖底にかくされた秘密
聞いて、聞いて
私の父は榛はんの若木の枝で水を従えるのよ
姉さまたちは白い波で
水蓮やグラジオラスが咲きみだれる
緑の小島をやさしく包み
釣人のように枝を垂れた
柳じいさんをからかっているわ
そしてオンディーヌは指輪を差しだした
この私に彼女の夫となるべく
水の宮殿で湖の王となるべく
しかし私は
限りある命の乙女を
愛していることを告げた
オンディーヌは
恨みがましく涙を流したかと思うと
嘲笑を私に浴びせかけた
そして水のなかへと
帰っていった
オンディーヌのたてたしぶきが
青硝子に白い跡を残した

ONDINE
Je croyais entendre
Une vague harmonie enchanter mon sommeil,
Et pr?s de moi s'?pandre un murmure pareil
Aux chants entrecoup?s d'une voix triste et tendre.
CH. BRUGNOT. - _Les deux G?nies._
- << ?coute! - ?coute! - C'est moi, c'est Ondine qui fr?le de
ces gouttes d'eau les losanges sonores de ta fen?tre illumin?e par les
mornes rayons de la lune; et voici, en robe de moire, la dame
ch?telaine qui contemple ? son balcon la belle nuit ?toil?e et le beau
lac endormi.
<< Chaque flot est un ondin qui nage dans le courant, chaque
courant est un sentier qui serpente vers mon palais, et mon palais est
b?ti fluide, au fond du lac, dans le triangle du feu, de la terre et de
l'air.
<<?coute! - ?coute! - Mon p?re bat l'eau coassante d'une
branche d'aulne verte, et mes soeurs caressent de leurs bras d'?cume les
fra?ches ?les d'herbes, de n?nuphars et de gla?euls, ou se moquent du
saule caduc et barbu qui p?che ? la ligne. >>
* * *
Sa chanson murmur?e, elle me supplia de recevoir son anneau ?
mon doigt, pour ?tre l'?poux d'une Ondine, et de visiter avec elle son
palais, pour ?tre le roi des lacs.
Et comme je lui r?pondais que j'aimais une mortelle, boudeuse
et d?pit?e, elle pleura quelques larmes, poussa un ?clat de rire, et
s'?vanouit en giboul?es qui ruissel?rent blanches le long de mes
vitraux bleus.



絞首台
絞首台のあたりでうごめいているものは何だ?
「ファウスト」より
これは夜陰に吹きすさぶ北風か
それとも、吊るされた罪びとの溜息か
あるいは、吊るし木の足元をやさしく覆う
苔と枯蔓に隠れてなくこおろぎか
死者の耳もとで
獲物を求めて飛びまわる蝿の羽音か
しゃれこうべにしがみついて
血のこびりついた髪に絡みつく甲虫か
それとも縊れた首のまわりに
純白のスカーフを編む蜘蛛か
かなたの城壁から鐘をうつ音が響き
罪びとの亡きがらは
夕日のなかで
ゆらりと揺れた

LE GIBET
Que vois-je remuer autour de ce gibet?
FAUST
Ah! ce que j'entends, serait-ce la bise nocturne qui glapit, ou
le pendu qui pousse un soupir sur la fourche patibulaire?
Serait-ce quelque grillon qui chante tapi dans la mousse et le
lierre st?rile dont par piti? se chausse le bois?
Serait-ce quelque mouche en chasse sonnant du cor autour de ces
oreilles sourdes a' la fanfare des hallalis?
Serait-ce quelque mouche en chasse sonnant du cor autour de ces
oreilles sourdes ? la fanfare des hallalis?
Ou bien serait-ce quelque araign?e qui brode une demi-aune de
mousseline pour cravate ? ce col ?trangl??
C'est la cloche qui tinte aux murs d'une ville, sous l'horizon,
et la carcasse d'un pendu que rougit le soleil couchant.


スカルボ
ベッドの上にも、暖炉の上にも、
そして飾り棚の上にも姿はなかった
あのものは何処から忍び込んだのか
そして何処へ逃れたのか
「ホフマン夜話」より

幾度となく私は見た、やつ、スカルボを
金の蜜蜂を縫いとった瀝青色の旗印の
銀色の紋章のように月が輝く夜に
幾度となく私は聞いた
壁の暗がりでやつが漏らすあざけりの声を
ベッドのカーテンに爪をたてる音を
私は見た
やつが天井からするすると降りてきては
魔女の糸巻きさながら
一本足でくるくると
部屋の中を踊りまわるのを
やつは何処へ失せたのか
突然、あやしい小鬼がゴチックの鐘楼のように
月と私のあいだに立ちふさがった
金色の鐘がやつのとんがり帽子で揺れている
しかし、すぐにそいつの身体は蒼白に変った
不気味なろうそくのように
頭は燃えつきたろうそくのように
溶けて流れた
そして冷たく動かなくなった

SCARBO
Il regarda sous le lit, dans la
chemin?e, dans le bahut; - personne. Il
ne put comprendre par o? il s'?tait
introduit, par o? il s'?tait ?vad?.
HOFFMANN - _Contes nocturnes_
Oh! que de fois je l'ai entendu et vu, Scarbo, lorsqu'? minuit
la lune brille dans le ciel comme un ?cu d'argent sur une banni?re
d'azur sem?e d'abeilles d'or!
Que de fois j'ai entendu bourdonner son rire dans l'ombre de
mon alc?ve, et grincer son ongle sur la soie des courtines de mon lit!
Que de fois je l'ai vu descendre du plancher, pirouetter sur un
pied et rouler par la chambre comme le fuseau tomb? de la quenouille
d'une sorci?re.
Le croyais-je alors ?vanoui? le nain grandissait entre la lune
et moi, comme le clocher d'une cath?drale gothique, un grelot d'or en
branle ? son bonnet pointu!
Mais bient?t son corps bleuissait, diaphane comme la cire d'une
bougie, son visage bl?missait comme la cire d'un lumignon, - et soudain
il s'?teignait.


練金術師
この学問を体得するには二つの道があると知れ
一つは師について秘密を学ぶ道じゃが
それは霊感と啓示を待つようなものじゃ
二つめは難解な古文書を読み解くことじゃ
真理へ至る道は容易ではない
心を研ぎ澄まし、辛抱強く学ぶことじゃ
ピエール・ビコ「哲学の奥儀」より
何も起らぬ
三日と三夜じゃ
煤けたランプの下で、レイモン・リュリの奥儀書を
隅から隅まで読み漁ったというに
まったくもって不可解じゃ
レトルトはしゅうしゅうと沸きたってはおるが
おのれサラマンダーめ、その嘲笑で我が黙想の邪魔をしおるか
あまつさえ、儂の顎鬚に爆竹をしかけ
火のついた石弓で我が上衣を黒焦げにする始末
サラマンダーの奴が炎の中で鎧を鍛えるたびに
坩堝の灰が書物やらインク壷に振りかかる
きらめくレトルトは
聖エロワ様が悪魔の鼻を締めあげたような音をたてておるわ
相も変らず何事も起らぬわい
さればさらに三日と三晩
煤をたてるランプの下で
レイモン・リュリの奥儀書を
隅から隅まで読み漁ろうぞ

L'ALCHIMISTE
Notre art s'apprend en deux
mani?res, c'est ? savoir par
enseignement d'un ma?tre, bouche ?
bouche, et non autrement, ou par
inspiration et r?v?lation divines; ou
bien par les livres lesquels sont moult
obscurs et embrouill?s; et pour en
iceux trouver accordance et v?rit?
moult convient ?tre subtil, patient,
studieux et vigilant.
_La clef des secrets de
philosophie de Pierre Vicot_
Rien encore! - Et vainement ai-je feuillet? pendant trois jours
et trois nuits, aux blafardes lueurs de la lampe, les livres
herm?tiques de Raymond Lulle.
Non, rien, si ce n'est, avec le sifflement de la cornue
?tincelante, les rires moqueurs d'un salamandre qui se fait un jeu de
troubler mes m?ditations.
Tant?t il attache un p?tard ? un poil de ma barbe, tant?t il me
d?coche de son arbal?te un trait de feu dans mon manteau.
Ou bien fourbit-il son armure, c'est alors la cendre du
fourneau qui souffle sur les pages de mon formulaire et sur l'encre de
mon ?critoire.
Et la cornue toujours plus ?tincelante siffle le m?me air que
le diable, quand saint ?loi lui tenaille le nez dans sa forge.
Mais rien encore! - Et pendant trois autres jours et trois
autres nuits je feuilleterai, aux blafardes lueurs de la lampe, les
livres herm?tiques de Raymond Lulle!

天に愛されしかよわき鳥よ
汝は風を聞きわけ、そして歌う
汝が巣の中には
真珠のごとき雨のしずく
ビクトル・ユゴー
激しい雨
黒森くろもりの幼き炭焼の子らは
香り良き羊歯の寝床に身を縮める
小屋の外は
狼の遠吠えのごとく
吹き荒れる風
幼き子らは思う
牝鹿たちはこの風の音を
狩の角笛だと思って
逃げまどっているよ
リスたちは稲光を
山師の角灯だと思って
樫の木の巣穴に隠れているよ
幼き子らは思う
セキレイの雛は
お母さんの翼の下で
震えているよ
駒鳥は
大好きなお花を
吹き飛ばされてしまってるよ
あの蛍は
苔にたまった雨水の中で
もがいているよ
今はピュアリス魔王やウイルベルタ妖妃が
待ちぶせしている頃だよ
夜道を急ぐ巡礼が
ライン川のほとりで
霧の馬に乗った魔王の
とりこになっていないかしら
とても心配だよ
小さな子供たちが
山賊たちの秘密の道に
迷いこんでいないかしら
トロルの鬼火に
引きよせられていないかしら
夜が明けた
朝の光の中に
幼き子らは出た
鳥寄せ笛で小鳥を誘った隠れがは草に倒れ
鳥もち竿は
泉の底に沈んでいた

LA PLUIE
Pauvre oiseau que le ciel b?nit!
Il ?coute les vents bruire,
Chante, et voit des gouttes d'eau luire
Comme des perles dans son nid!
VICTOR HUGO
Et cependant que ruisselle la pluie, les petits charbonniers de
la For?t-Noire entendent, de leur lit de foug?re parfum?e, hurler au
dehors la bise comme un loup.
Ils plaignent la biche fugitive que relancent les fanfares de
l'orage, et l'?cureuil tapi au creux d'un ch?ne, qui s'?pouvante de
l'?clair comme de la lampe du chasseur des mines.
Ils plaignent la famille des oiseaux, la bergeronnette qui n'a
que son aile pour abriter sa couv?e, et le rouge-gorge dont la rose,
ses amours, s'effeuille au vent.
Ils plaignent jusqu'au vers luisant qu'une goutte de pluie
pr?cipite dans des oc?ans d'un rameau de mousse.
Ils plaignent le p?lerin attard? qui rencontre le roi Pialus et
la reine Wilberta, car c'est l'heure o? le roi m?ne boire son palefroi
de vapeurs au Rhin.
Mais ils plaignent surtout les enfants fourvoy?s qui se seraient
engag?s dans l'?troit sentier fray? par une troupe de voleurs, ou qui
se dirigeraient vers la lumi?re lointaine de l'ogresse.
Et le lendemain, au point du jour, les petits charbonniers
trouv?rent leur cabane de ram?e, d'o? ils pipaient les grives, couch?e
sur le gazon et leurs gluaux noy?s dans la fontaine.
Aloysius Bertrand「抄訳 夜のガスパール」庄野 健訳(http://hw001.spaaqs.ne.jp/leavesoftales/leave/leavexc9.htm
https://www.amazon.co.jp/夜のガスパール-アロイジウス-ベルトラン-ebook/dp/B00AUV922G
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2019年07月24日

大鵬の意味

中国の古典「荘子 逍遥遊」から「鯤之大不知其千里也、化而為鳥、其名為大鵬(鯤(伝説上の巨大な魚)は大いに之き、その千里を知らずや、而して鳥に化けすと、その名は大鵬と」とあり「翼を広げると三千里、ひと飛びで九万里の天空へ飛翔する)に由来。
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2019年07月23日

アナンシ物語

ジャマイカ民話を祖母から聞いて育った、パメラ・コールマン・スミスは画業の他に演劇としてアナンシ物語を演じて観せたという。


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森の中で動物たちが一番強いのは虎で、一番弱いのは蜘蛛のアナンシという。

アナンシがと虎の処に行って、「ぼくたちはあなたが一番強いことを知っています。だからあなたの名前をいろんなものにつけているんです。トラひげとかトラねことか。そしてみんなはぼくが一番弱いと知っています。虎さん、どうか一番弱いものにちなんだ名前をつけてください」と頼み込んだ。


「わしの言うこときいたらいろんな話におまえにちなんだ名前をつけてやろう」と虎はいい、蛇を生きたまま連れてこいと条件をだした。

「虎さん、あなたの言うことをききます」

アナンシが言うと、動物たちと虎は大きな声で笑う。


月曜日、あれこれ考え素敵な計画を思いつき、アナンシは木の蔓で罠を作る。

火曜日、蔓の輪のなかに、蛇の好物のイチゴを置いて捕まえようとするが、蛇の体が重すぎて失敗する。

水曜日、地面に深い穴をほり、穴の傍にを油で滑りやすくして、バナナをおいた。だが尻尾を木の幹に蛇は巻きつけてバナナを食べてしまった。

木曜日、別の罠を作り卵を入れたが、またもや蛇を捕まえられない。

金曜日、一日中考え込むのだった。


最後の土曜日、蛇は「おまえはこの1週間ずーとおれを捕まえようとしていたな。俺はどうしてもお前を殺すからな」。アナンシは「そうです。あなたをつかまえようとしましたが、つかまえられませんでした。あなたはかしこいですね。とてもかないません。ところでぼくにはあなたが世界で一番長い動物で竹よりも長いというのが、どうしてもわからない」という。


蛇はアナンシの指差す竹より長いと自慢して、体を一杯に伸ばして見せた。どうも竹のほうが長いように見えるとアナンシがいうと、蛇とは竹を切り倒して近くに持って来いという。

「あなたがうごきまわるので、竹よりも長そうにみえるが、本当は竹のほうがながそうだ」

アナンシに蛇は怒った。

「おれの尻尾を縛れ。おまえが何と言おうとも俺のほうが竹よりも長いんだから」

アナンシは尻尾を竹の端へ、蛇がずり下がらないように体の真ん中も縛る。そして頭も竹に結び付けてた。

こうしてアナンシは一人で蛇を捕まえて、虎の処へ差し出したのだった。それから動物たちは、もうアナンシを笑うことはなかった。【終】

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posted by pengiin at 18:39| 東京 ☀| Comment(0) | フォーロアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ウェイト=スミス・タロット物語 』いま明かされる世紀のカードの成立事情(ヒカルランド)

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誕生100年後も全世界ベストセラーを走り続ける驚異的タロット誕生秘話と数奇な運命のすべて。神秘学研究の碩学アーサー・エドワード・ウェイトと類まれなる感性を持った画家パメラ・コールマン・スミス。二人の才能が創り上げたタロット永遠の名作はいかにして誕生したのか?

作者達の生涯、当時の出版・印刷事情、時代を超えて生まれ続ける数々の「リメイク・デッキ」を含め、ウェイト=スミス・タロットの魅惑的世界の秘密を解き明かすタロット研究の決定版!

貴重な最初期版カード「パメラA・B・C・D」(「恋人」及び「太陽」札)世界初収録。

画家パメラ・コールマン・スミスのタロット線描画78枚完全収録。

https://www.hikaruland.co.jp/products/detail.php?product_id=2679


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目次

第1部 アーチストと著者(アーサー・エドワード・ウェイト

パメラ・コールマン・スミス)

第2部 ウェイトの黄金の夜明け(黄金の夜明け団

世紀の変わり目のタロット事情

生彩を放つウェイト=スミス・タロット)

第3部 ウェイト=スミス・タロット(印刷技術

初期のウェイト=スミス版

初期ウェイト=スミス版に関する結論

第二次世界大戦後のウェイト=スミス・タロット

ウェイト=スミス・タロットの人気

著作権問題)

第4部 ウェイト=スミス・リメイクス―物語は続く ウェイト=スミス・タロットに「インスパイア」されたデッキ一覧(1911〜2003年)(初期ウェイト=スミスのリメイク・デッキ―物語は続く


[著者] 

K・フランク・イェンセン(K. Frank. Jensen) 

1933年、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1975年、黄金の夜明け系のタロット書を発表。同年、「遊戯研究室」を立ち上げ、タロットカードや占い用カードの収集、分類、分析、保管を開始。その後、次々とタロットや関連本を世に問う。30年余をかけて形成された氏のコレクションと人脈は比肩するものがない。とりわけ近代タロットの収集は徹底したものであり、20世紀中に作られたタロットの95%を押さえたと言われる。常に物証をもって発言する姿勢は、とかく虚構が忍び込みやすいタロット界にあって、斯界の常識的議論に大いに貢献した。1989年から1996年にかけてタロットと占いカードを専門に扱う研究誌『マンテイア』の編集発行人となり、全16号を刊行。2002年、国際タロット協会より功績賞を贈呈される。2016年、他界。享年83歳。氏の収集物は現在ロスキルド大学図書館に収蔵され、氏の名前を冠して「K・フランク・イェンセン・コレクション」と称されている。 


[翻訳・解説] 江口 之隆 

1958年、福岡県生まれ。魔術研究家、翻訳家。1983年、日本初の黄金の夜明け団の歴史書『黄金の夜明け』(共著、国書刊行会)を上梓。1984~85年にかけて英国・ウォーバーグ研究所で夜明け団研究を行う。主な著書に『黒魔術・白魔術』(長尾豊名義、学研)、『西洋魔物図鑑』(翔泳社)など、訳書にリガルディー編『黄金の夜明け魔術全書』、クロウリー『新装版777の書』(国書刊行会)、シセロ夫妻『[黄金の夜明け団]入門』(ヒカルランド)などがある。Webサイト・Twitterアカウント「西洋魔術博物館」を主宰。魅惑的な西洋魔術の世界に関するウィットに富んだ情報発信が幅広い層の人気を呼んでいる。

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パメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith、1878年2月16日 - 1951年9月18日)

歴史上Rider版オリジナルは4種類(Pam-A〜Pam-D)あり下記サイトに参考図版がある。
http://www.wopc.co.uk/tarot/rider-waite/details-compared

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posted by pengiin at 10:03| 東京 🌁| Comment(0) | 図書と文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月21日

新しいアテンションと上昇力を前向きに促すカード

こんな面白すぎるカードは見るだけでも幸せになれる
TAROT図形学より、視覚からも分りやすく覚えられます
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新しいアテンション(注意)と上昇力を前向きに促すために作られたカードです
◆ペンギンタロット21+0の物語 全カード図解 
http://koinu.cside.com/NewFiles/21+0.html
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オリジナルの日本語解説紙付き。 
限定800部、パッケージ内側部分にはシリアルナンバーが記載されています。 
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付属品: オリジナルの日本語解説紙 
http://pentacle.jp/?pid=108373386
カードサイズ:65×130mm  枚数:22枚
Amazonで販売中
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「ペンギンタロット」履歴紹介。
眺めているだけで楽しいサイトなので、是非興味のある方は是非。
posted by pengiin at 21:00| 東京 🌁| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

運命の輪上から見つめる

posted by pengiin at 19:00| 東京 🌁| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

古代の宇宙人 presents エイリアンを調査せよ!

『古代の宇宙人』の“ジョルジョ・ツォカロス”が宇宙人が地球を訪れたという様々な仮説を検証する。


#1 謎の石「ロズウェル・ロック」
#2 アトランティス大陸
#3 ナチスのタイムマシン
#4 湖の未確認モンスター
#5 ビッグフット    
#6 地中海の巨人伝説
#7 プマプンクの古代遺跡
#8 アメリカ建国の謎
#9 謎多きナスカの地上絵
#10 エイリアンの遺したメッセージ

番組スケジュール

Giorgio A. Tsoukalos
スイスのテレビパーソナリティおよびプロデューサー。古代のエイリアンの宇宙飛行士が古代の人間と相互作用したという考えの支持者。
「今日の私たちが行き詰っているのは、誤解された技術のためです。今もなお宗教があるのは、地球外知的生命体の訪問が誤解されているからです」(ジョルジョ・ツォカロス)
posted by pengiin at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

ESPダイス

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賽子をふれば、図形が現れる。
六面体にそれぞれESP記号が配置されている。
posted by pengiin at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする