2020年06月26日

タロットカードの星座と天体

無意識のうちにザリガニが、這い上がる世界。ふたつの塔に挟まれた月の変化とは?

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タロット占い方のページ。

http://penguintarot.seesaa.net/

《タロットカードの星座と天体》

T魔術師 双子座・処女座(水星)

U女教皇蟹座(月)

V女帝 牡牛座・天秤座(金星)

W皇帝 牡羊座(火星)

X法王 牡牛座(金星)

Y恋人たち 双子座(水星)

Z戦車蟹座(月)

[ 獅子座(太陽)

\隠者 乙女座(水星)

]運命の輪 射手座(木星)

]T正義 天秤座(金星)

]U吊し人魚座(海王星)

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]V死神蠍座(冥王星)

]W節制射手座(木星)

]X悪魔山羊座(土星)

]Y 牡羊座(火星)

]Z 水瓶座(天王星)

][魚座「海王星)

]\太陽獅子座(太陽)

]]審判蠍座(冥王星)

]]T世界 山羊座(土星)

愚者水瓶座(天王星)

《不正は正すべきか》

「LA JUSTICE」の天秤は平衡を保とうとします。正義というより「公平」。剣は、違法を罰する力。
人は生きる上で様々な想いを重ねるので、天秤は揺れます。昂まりと鎮まり、昇りと降り、喜びと苦しみ、得ることと与えること。
そして「公平」も「法」も、時代と社会その時々の価値観で揺れ動くもの。
8番のカードはただ厳しく罰する正義ではなく、慈悲も含んでいるのでしょう。
と、いうことで、ピクトスタイルのペンギンタロットでは、剣は少しだけ傾いています。天秤は、穏やかな和を願って、左右の違いはほんの少しだけ。

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タロット解説

http://zerogahou.cocolog-nifty.com/photos/22/

「さぁて、身軽に行こうかなぁ」

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善が存在すれば悪はなおさら悪く、悪があれば善はなおさら美しい。いや、おそらく――これには論議の余地があろうが――もし善がなければ悪はまったく悪ではないだろうし、悪がなければ善も善ではないであろう。

(トーマス・マン『ファウスト博士』関泰祐・関楠生訳)

posted by pengiin at 15:00| 東京 🌁| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『自然魔術』デッラ・ポルタ (講談社学術文庫)

『自然魔術』デッラ・ポルタ(講談社学術文庫)


イタリア・ルネサンス後期の自然魔術師の主著。動物・植物の生成変化、磁石の不思議、蒸溜の方法、芳香の作り方、レンズの実験など自然探究者・技術者としての知見が綴られる。錬金術が説く金や賢者の石の生成には懐疑的であり、「白魔術」に分類されるこの著作は、プリニウスの『博物誌』に並び称される。本書は全二十巻からの抄訳。


【目次】

素晴らしい事柄の原因について

さまざまな動物の生成について

新しい植物の産出について

家財を増やすために

金属を変えることについて

偽金作りについて

磁石の不思議について

驚くべき治療について

女性を美しくすることについて

蒸溜について

芳香について

火薬について

鋼鉄を強化することについて

料理術について

魚釣り、野鳥狩り、狩猟他について

不可視な筆記について

奇妙なレンズについて

静態的な実験について

空気作用による実験について

カオスについて

著者等紹介


デッラ・ポルタ,ジャンバッティスタ[della Porta,Giambattista]

1535年頃ナポリ生まれ。青年時代に研究のためヨーロッパ各地を旅行、1589年『自然魔術』全20巻を出版。一方で喜劇作家としても活躍。1615年没


地中海的な知の伝統の中に生まれたデッラ・ポルタ。実験・観察を重視する研究態度はのちに「白魔術」とも評された。その主著の抄訳。デッラ・ポルタは16世紀から17世紀、イタリア・ルネサンス後期に活躍した自然探求者・技術者である。自然魔術師とも呼ばれる。その著書『自然魔術』は、古代ローマの学者プリニウスの『博物誌』と並び称される、自然に関する知識と観察・実験の成果をまとあげた書物である。

内容は、当時の自然観が率直に語られる一方で、動植物の生成、磁石、医術、女性美、蒸留、芳香、火薬、料理、狩猟、光学(レンズ研究)などについて、見聞と著者自身による実験観察をもとに詳細に語られている。いわば自然に関する知識の万華鏡とも言える。

デッラ・ポルタの近代科学への貢献は大きいと言われるが、その反面、黒魔術と呼ばれる錬金術についても言及されており、その技術は改良されることによって明るい見通しがつくとしている。ただし、錬金術師たちが吹聴しているようには「金」も「賢者の石」も「不老不死の妙薬」も作り出すことは不可能と断言している。

本書は博物誌としての歴史的意義とルネサンスから近代への思想的転換期を現している書物の抄訳。


第一巻 素晴らしい事柄の原因について

第二巻 さまざまな動物の生成について

第三巻 新しい植物の産出について

第四巻 家財を増やすために

第五巻 金属を変えることについて

第六巻 偽金作りについて

第七巻 磁石の不思議について

第八巻 驚くべき治療について

第九巻 女性を美しくすることについて

第十巻 蒸留について

第十一巻 芳香について

第十二巻 火薬について

第十三巻 鋼鉄を強化することについて

第十四巻 料理術について

第十五巻 魚釣り、野鳥狩り、狩猟他について

第十六巻 不可視な筆記について

第十七巻 奇妙なレンズについて

第十八巻 静態的な実験について

第十九巻 空気作用による実験について

第二十巻 カオスについて


澤井繁男 1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。イタリアルネサンス文学・文化専攻。東京外国語大学論文博士(学術、1999)。現在、関西大学文学部教授。


「『自然魔術』は光学や磁気学の分野での実験物理学の第一歩とも言うべき内容を含んでいるのであり、簡単にネグレクトされるべきものでない」(562)と述べます。『自然魔術』第7巻の「磁石の不思議において」では、古代以来、磁石が金属と区別される石と見なされていたことに対し、「磁力が鉄の性質によるものとされたことは注目してよい」(584~585)と評価しています。

デッラ・ポルタは「鉄屑を鉄板の上に置き、手を下に入れて〔手に持った〕磁石を動かしても、鉄屑は立ち上がらず、板の上でじっとしている」(586)、とこれまでの「磁石の不思議について」の真偽をひとつひとつ自ら検証しているのです。

 本書は、『自然魔術』第7巻でもっとも重要なことは、

 ⑴ 磁力が遠隔作用であること

 ⑵ 鉄にたいする磁化作用

 ⑶ 磁力が距離とともに減衰することを明確に語って、「力の作用圏」という概念を創りだしたことであると指摘します。

posted by pengiin at 10:00| 東京 🌁| Comment(0) | 図書と文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする